京都生まれの冷たいグルメ「更科本店」のきしめんを紹介
猛暑の日にぴったり!冷たい麺の魅力
皆さん、夏の猛暑が続いていますね。
特に京都の夏は、暑さに加えて湿気も多く、まるで蒸し風呂にいるような気分。
そんな時こそ、さっぱりとした冷たい麺が恋しくなりますよね!今回は、京都で食べたい冷たいグルメとして、明治創業の老舗「更科本店」でいただける名物きしめんをご紹介します。
食欲がない夏季には特におすすめです!
明治時代創業の老舗、さらなる魅力
新京極商店街の中にひっそりと佇む「更科本店」は、明治7年に創業。
それ以降一直線に続いているこのお店は、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。
当時の京都は東京奠都の影響で人口が減少したため、商店街の活気を取り戻そうと誕生したそうです。
そのため、新京極商店街の歴史を感じながら、食事を楽しむことができるのも魅力の一つです。
バリエーション豊かなきしめんの楽しみ
「更科本店」の名物は、他の蕎麦屋ではあまり見られないきしめんです。
名古屋出身の初代から受け継がれた伝統の味を堪能しつつも、京都らしさを交えた創意工夫が施されています。
お品書きには、「きつねきしめん」や「にしんきしめん」、「鳥なんばきしめん」などといった豊富なメニューが揃い、さらにはうどんやそばにも変更可能という融通の利くスタイルも嬉しいですね。
必要不可欠なスルスルっとした食感
こちらのきしめんは、通常のものよりも薄く、京風の出汁がしっかりと絡むように工夫されています。
1~2mmの厚みが一般的なところ、こちらは1mm以下というこだわり。
高加水の生地と低加水の生地を挟むことで、なめらかな口当たりながらも、しっかりとしたコシを感じることができます。
スルスルっとのど越しがよく、つるりとした滑らかさはまさに夏に食べたい一品です。
甘さと旨味が溶け込んだ絶品のきしめん
基本の「きしめん」は、甘く炊いた油揚げから出るジュワッとした甘さが特徴で、たっぷりの花かつおと共にいただく贅沢感。
その香ばしさが口いっぱいに広がり、思わず笑顔がこぼれること間違いなしです。
まさに、心地よい味わいが織りなすこの冷たいきしめんは、暑い夏の日にはぴったり!一口食べるごとに、夏を楽しむひと時を味わうことができますよ。