『劇映画 孤独のグルメ』ジャパンプレミアの感想
松重豊監督の熱い思いが伝わる時間
11月4日、東京国際映画祭で開催された『劇映画 孤独のグルメ』のジャパンプレミアは、松重豊監督と主演の松重豊が登壇するという豪華なイベントでした!観客は興奮の渦に包まれ、拍手喝さいが響き渡る中、松重監督は「皆さん、お腹空いたでしょう」とニヤリと笑い、会場を和ませました。
こうした軽快なトークを通して、ただの映画上映の枠を超えた、温かい雰囲気を感じることができました。
原作を愛するファンとの深い交流
松重監督は、原作漫画の久住昌之氏や作画の谷口ジローの作品への深い愛情を語りつつ、イベントの中で観客からの質問にも答えました。
特に、実際に漫画を生み出した方々とのキャスティングや音楽に関する話題は、大変盛り上がりました。
観客が映画に対して持つ情熱と、松重監督の思いを直接聞ける貴重な時間になりましたね!お互いの想いが交差する瞬間、本当に素晴らしい体験でした。
映画の裏話と韓国パートの計画
興味深いのは、映画の韓国パートにまつわる話。
松重監督は、最初は韓国で壮大な冒険が繰り広げられる計画だったが、上層部からの「金がかかりすぎる」との理由に苦笑しながら、変更を余儀なくされたエピソードを披露しました。
ですが、実際に登場するお店はすべてリアルなものであり、ママさんが本人役で出演しているというこだわりの部分に、松重監督ならではの愛情を感じました。
全国に広がる『孤独のグルメ』の人気
なんと『孤独のグルメ』は、海外でも特に韓国での人気が高いとのこと。
この映画が進展する中で、新たな友人ができるという感動的な声も聞かれました。
文化を超えた友情が生まれるのは、映画の力ならではですね!松重監督自身も、韓国人の友人ができた体験を語り、国境を越えて多くの人々と感動を共有し合える作品であることを強調していました。
映画祭での特別な一日を彩る自虐トーク
イベントの締めくくりとして、松重監督は「テレ東の深夜番組が、主演・監督で映画化されるなんて笑い話にしかならない」と自虐的に語り、会場の笑いを誘いました。
また「フランスでまだ上映していないので、ぜひ購入してください」と、ユーモア交じりにアピールした姿も印象的でした。
彼のユニークなキャラクターと温かい言葉が、映画に対する興味をさらに掻き立てました。
このように、『劇映画 孤独のグルメ』のプレミアイベントは、松重豊監督の思いと作品への愛情が溢れる、感動的な時間でした。
映画の公開が待ち遠しいですね!ぜひ、多くの方に観ていただきたい作品です。