田中知之(FPM)の男の定番: リー101
DJ田中知之による「男の定番」
皆さん、こんにちは!音楽界のアイコン、田中知之(FPM)さんが独自の視点で選び抜く「男の定番」。
今回は彼がはまった「リー101」に焦点を当てた一本をご紹介します。
目から鱗の音楽センスを持つ田中さんは、音楽だけでなく、ファッションやグルメなど多岐にわたるジャンルでも豊富な知識を誇ります。
彼のコレクションやセレクションを通じて、私たちも「男らしさ」を感じることができるのが魅力ですね!
リー101の魅力に迫る
リー101は、ヴィンテージデニムの中でも特に注目を浴びている一本です。
最近のデニムブームの中で、リーバイスの501が「定番」として君臨する中、リー101は「裏定番」として静かにその存在感を示しています。
1950年代中頃に製造された「センター赤タグ」、まさに歴史が詰まったこの一本。
デニムの織り方や色落ちにこだわる方にはたまらない魅力が詰まっていますね。
左綾織りの秘密
リーのデニムは左下に向かう左綾織り。
この独特な織り方は、リーバイスとの差別化と言えます。
その昔、デニムの糸は太さが不均一で、織りムラが多発していました。
その結果、縦方向の線状の色落ち、「縦落ち」と呼ばれる現象が生まれました。
生地の原料や製造過程により、この味わい深い表情が実現されています。
デニム好きにはたまらない欲望を掻き立てる逸品なのです。
ヒゲと色残りのコントラスト
今回紹介するリー101には、珍しくヒゲが出ています。
そのヒゲとは、膝周りの緩やかな色落ちとすそ周りの色残りが織りなす絶妙なコンビネーションのこと。
レザーパッチも美しく保存されていて、デニムの物語を語りかけてきます。
こういったディテールが揃ったモデルは非常に魅力的ですよね。
愛情を注いで育てたデニムは、あなたとともに年月を重ねることができるのです。
ぜひ手に取ってみてほしい
このリー101は、ただのジーンズではなく、あなたのスタイルやライフスタイルを語る素晴らしいミュージアムのような存在です。
デニムへの情熱を感じさせてくれるこの一本を、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
歴史あるデニムの魅力を感じられること間違いなしです。
田中知之(FPM)の選ぶ「男の定番」は、ただのファッションではなく、心に響くストーリーを持つアイテム。
これからの季節にもぴったりなデニム、あなたも体感してみてください!